パワーポイントは様々な図形を描くことができます。
描いた図形を写真やイラストなどの画像で塗りつぶすことがも簡単にできますが、ちょっとしたコツがあります。
また、[トリミング]の機能を使って画像を切り抜いた場合(PowerPointで図形の形に画像を切り抜く)よりも、いろいろなカタチの図形を塗りつぶすことができます。
元になる図形を用意する
1 メニューの[ホーム]>[図形描画]を使います。
画像で塗りつぶしたい図形 (オート シェイプ) を追加します。この例では[雲]のオートシェイプを追加しました。
2 [図の書式設定]作業ウィンドウを表示する
追加したオートシェイプ[雲]をクリックして選択したら、メニューの[描画ツール書式]タブの[図形のスタイル]グループの右下にある小さな矢印(ダイアログ ボックス起動ツール)をクリックして[図の書式設定]作業ウィンドウを表示します。
図で塗りつぶす
3 図形のオプションの塗りつぶしを使う
[図の書式設定]作業ウィンドウの[図形のオプション]>[塗りつぶしと線](ペンキ缶のアイコン)>[塗りつぶし]で、[塗りつぶし(図またはテクスチャ)]を選択します。
[図の挿入元]の[ファイル(F)…]をクリックしましょう。
4 背景画像を選ぶ
[図の挿入]ウィンドウが開くので、お好みの画像を選んで挿入します。
5 うまくいかない
ゆがんだ画像を修正する
図形を画像で塗りつぶすと、画像が図形に収まるように自動的に縦横比が変更されてしまい、画像がゆがんでしまうことがあります。
このゆがみを直すには、塗りつぶしのオプションにある[図をテクスチャとして並べる]を使います。
幅の調整と高さの調整のパーセントを同じ数字にすればゆがみは解消されます。
横方向と縦方向の位置を調整して、思った通りに塗りつぶしましょう。